『同じ書き出しでどれだけ違うストーリーを作れるか』お試し企画!

11.がい子くじん様

 たまたま、外へ出ようと考えたのは数十分前のことだ。
 家の外へ一歩出ると、ねっとりとした熱い空気が全身にまとわりついた。これから季節は涼しくなっていくというのに、 まだ暑苦しさが残っている。
 額から頬にかけて流れ落ちる汗を乱暴に手の甲で拭う。
 そのまま手を下に下ろすと、少し先に誰かが立っているのに気付いた。

 その誰かというのは言うまでもない。
 そう、俺だ!

 俺のスタンドだった。



 ~ひと夏の思い出!俺のスタンドと平穏な夏休み~


 懸命な読者諸君には伝えねばなるまい!
 スタンドとは?
 簡単に説明すると、自身の体内に潜在するエネルギーが具現化したものである!
 その具現化した姿は様々で人型だったり、拳銃の形をしていたり様々である!
 さらにスタンドには様々な能力があり、時を止めたり、炎を出したり等など様々である!
 それを踏まえてこれ以後の話を読んでいただきたい!!


 俺のスタンドは人型である。

 では何故俺のスタンドが出ているのか!?

 それは実は俺にもわからないのである!!!!


「おいなんで外に出てるんだよ!」

 俺は自分のスタンドに問い詰めた。

「あ、いや旦那の中、暑くて」


 そう、先ほど言い忘れたがスタンドには意思を持つものもいる!
 それぞれに"クセ"っていうのがあったり綺麗好きな奴もいて様々である!


「暑いってお前!・・・確かにあっち~な~」

「でげしょ旦那、甘味処にでも言って氷をいただきやしょうぜ!」

「そうすっか~~~~~」


 俺はスタンドに言われるがまま、近所のコンビニに向かった。


 そして向かってる最中で悪いが自己紹介が遅れた!

 俺の名前は「茶輝・夏士」(ちゃてる・なつし)!!
 通称「夏しちゃってるボーイ」だ!

 そしてこいつ!スタンドの名前は「オフスプリング」!
 通称「オフスプ」だ!
 技名は「All I want」!望んだものが勝手に手に入る!最強の能力だ!
 でも発動条件があったりもする!!!!


 自己紹介が簡単に終わったところで涼しいコンビニについた!

「ひゅ~!涼しいぜ~」
「涼しいでヤンスー!」

 ちなみにスタンド能力はスタンド能力者以外には見えない設定である!
 なのでコンビニの店員とかにも見えないのである!
 さっきから説明多くてごめん!!!


「さ~て何食うかな~!?」
「やっぱ南国白くまにしやしょうぜ~!」
「良いね~!!!!」


 シャリッ シャリッ


 近くの公園でスタンドと仲良くアイスを食う俺!

 夏しちゃってるぜ・・・俺!


「ん、旦那!あ、、、あれ!」

「なんだぁ?・・・・・・おぉ!」

「「透けブラ!」」


 聡明な読者ならもうお分かりであろう!
 この夏しちゃってるボーイは

 性に率直である!!!!!!!!!


 公園の前をたまたま通りかかった女子高生の透けブラに0.2秒で反応したのだ!


 そしてそこでスタンド能力の出番である!!!


「いくぜ相棒」
「解放しちまうのか!?旦那!?」
「あぁ!オールアイウォントだ!」
「よっしゃああああ!!!!!ALL I Waaaaaaaaaaaant!!!!!」


 ッピ!


 一陣の風が流れた・・・

 そして夏しちゃってるボーイの手には・・・なんと!!!


「ブラじゃー!!!!!!!!!!!」


 そう!
 先ほど申し上げた通りこのスタンド能力!!
 欲しいモノが手に入るのだ!

 しかし発動能力は極めてこんなんを極める・・・!

 それは・・・


「しかし『性に率直なくだらないモノ』しか手に入らないってすげえ能力っすね」
「まぁな~!でもまぁめっちゃ俺は好きだけどねこの能力~!」

 すでに女子高生のブラジャーを手に入れてご機嫌の夏しちゃってるボーイ!
 もうブラジャーの臭いとか嗅いじゃってるボーイ!

「いやーほんと率直っすね!」
「うっひょ~!!!!」


 そしてその様を遠くで見ている影があった!

 そう!ブラジャーを盗られた女子高生である!!!!


 すぐさまこちらに向かってくる!すごい形相である!!!


「うひょ~!うひょ~!!!」


「ちょっとあんたまたなの!!!!!」

「え?」


 ッバ!


 ノーブラの透け乳首の女子高生にブラジャーを取られてようやく我に帰ったボーイ。

「あんたねぇ、また私のブラジャー盗ったの?」

「あの・・・その・・・」

「これで何度目かわかってる?」

「あ・・・はい・・・」


 この3点リーダーを使いこなすやつ、それは夏しちゃってるボーイ。


 そう、こいつは行動は大胆なクセに極端に気が弱いのだ!!!!!



「前々から思ってたけどその手品は一体なんなの?」

「あの・・・手品じゃなくてスタンドで・・・」

「あ”ぁ”?」

「な、なんでもないっす・・・」


 ガミガミと説教されるボーイ。

 スタンドは笑いをこらえるのに必至である!


「も~、何回も言ってると思うけど

 あんたが言えばこれくらいいつでもしても良いんだからね!」

「は、はい・・・」


 おやおや~!?

 これはどういうことだ~!?


「こういう往来の場でして誰かに見られるのが嫌だっていってるの!」


 まじかーーーーーーーーーーーー!?

 この女まじで言ってるのか~~~~~~~!?


 すいません書いてて思いましたがこの主人公どうやら勝ち組だった模様でーーーーーーーーーーーす!!!!!



「も、もうしません・・・」


「もう、こんな可愛い顔してるのに行動はエロ親父なんだから。

 女同士なんだからもっと普通の話しましょうよ」







 なんだってーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

 なんと主人公「茶輝・夏士」(ちゃてる・なつし)は


 女の子だったーーーーーーーーー!!!!!!!!


「ひゃ、ひゃい・・・・・・」

「じゃあ夏休みあけたら学校でね」



「旦那ぁ!」
「うぅ・・・」
「旦那のそういう女性なのに性に真っ直ぐな百合なところ! あっしは好きですぜ!」
「そう・・・はぁ~今日はもう帰ろうか~」
「へい!」


 こうして俺のスタンドと平穏な夏休みの一日は幕を閉じたのである!

 この話は完全書き下ろしのため続きはないのである!!


 むしろスタンド使いが惹かれあうとかそういった深い考えはないのである!!!!!


 はい!というわけでおしまい!完!終わり!fin!!!!!!



 ちゃんちゃん

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